大阪公演1日目(6/23)は,台風一過の,しかし蒸し暑い一日の中定刻の10分少し遅れで始まった。全体の構成は基本的には今までのライブと変わらないため,(広島,神戸,倉敷,名古屋)そちらを参考にしていただきたい。
今回は「麻衣をもっと」でおなじみのようさんにチケットのご提供を受けての参加。座席は今回のツアーで始めての2階席となった。確かにステージは遠い。麻衣さんの顔は米粒状態。しかし,角度があるためステージ全体を非常によく見渡すことが出来る。Kuremi&Tenのダンスなどはこの日初めてゆっくりと見たような気がする。
セットリストは
Time after time 〜花舞う街で〜
Love, Day After Tomorrow
Secret of my heart
Can't forget your love
風のららら
mi corazon
Tonight, I feel close to you
The ROSE〜melody in the sky〜
PERFECT CRIME
NEVER GONNA GIVE YOU UP
Stepping ∞ Out
Black & White (experience)
I don't wanna lose you
key to my heart
Everything's All Right
Brand New Day
Delicious Way (1コーラスのみ)
Come on! Come on!
Stand Up
Feel fine!
《Encore》
明日へ架ける橋
Stay by my side
always
これは,名古屋とまったく同じ。ツアーも終盤に入り,ツアーグッズにも変化が見られたので,セットリストにも変化があるかと期待したが,どうやら最後までこのまま行ってしまうようだ。
長丁場の九州シリーズが終わり,疲労がピークに達しているのではないかと危惧していたがそんなことはまったく無く,声も伸びやかで声量も豊か。音程をはずしたり声が裏帰ったりすることも無い。見事なパフォーマンスであった。
観客も麻衣さんの熱唱に応える。名古屋の2日目の観客が素晴らしかったと書いたが,この夜の大阪の観客はそれ以上であった。まず,「してはいけない」ところでの手拍子がひとつもなく,じっくりと聞き惚れる様子はステージと観客席が一体となり厳粛とも言えるムードをかもし出した。ただ,少し大人しめではあったか?
(惜しむらくはStay by my sideの途中で携帯を鳴らした客がいたこと。故意か過失か。どちらにせよ許されることではない。)
第一曲「Time after time」では立ち上がる観客もほとんど無く,上品に座ったまま聴いている。2曲目で1階席は総立ちになったが2階席では立つものも疎ら。そんな状態がStand Upまで続いた。さすがにその後は次々に立ち上がる客が多かったが,それも2/3くらいだろうか。一階席とはムードが違うものだ。
この夜のもうひとつの見所は衣装。最後に見た名古屋とは大きく違った。PERFECT CRIMEまでは以前と変わらなかったが,そのあと上着を脱いだところで,私はまったく悩殺されてしまった。それまでの右腕ノースリーブ,左腕長袖Tシャツから変わって,左肩の部分が無い,すなわち片肌脱いだ状態の黒い身体にぴったりしたコスチューム。それまでのものも十分に刺激的で見るたびにドキドキしたものだが,今回の衣装はその3倍は露出度が高い。2階席でよかった。一階前列だったりしたときには生きて帰れなかったかもしれない。
I don't wanna lose youからの重ね着タンクトップも新しくなった。赤の上にほぼ同形の白いタンクトップを着ているために赤のものはほとんど見えない。パンツは使用3本とも変わっていないようだ。
あとのことはほぼ名古屋と同じだが,歌い方はいろいろと違っている,さまざまなフェイクを使い分けているので,今回6回目になる私も飽きることは無い。「The ROSE」や「明日へ架ける橋」など麻衣さんが指揮を取りながら歌う曲では途中で歌を止めて次のフレーズが出てくるまで,長く長く引っ張ったりして印象的な歌唱であった。安定度も増し,今回は記憶に残るような歌詞間違いもなかった。安心して見ていられるようになった。
最後の最後,すべてが終了したときに出てくるあいさつは今回も健在で,マイクをはずして地声で1階席,2階席と感謝の言葉を伝えてくれるのも名古屋と同じ。これが定番になったのであろう。そして肩からは新しく追加されたゴールドのスポーツタオルが・・・。しっかり販促活動してくれていました。ちなみにこの日はアンコールのツアーTシャツの色は赤。おそらく鹿児島が青だったと推理し私も今回は赤いTシャツで参加していたため山が当たって麻衣さんと同じ格好でアンコールのときを過ごすことが出来た。
これで,私にとってのライブは本当に残すところちょうど一月先の東京2daysのみとなった。
またまた,恐ろしいまでに楽しみだ。